一級建築士 記述 第21回〜
■電気設備
□屋内型キュービクル
・電気室は管理ゾーン内に計画し、道路側の外壁に面した位置に外扉を設けることで、維持管理及び機器の更新がしいやすい計画とした。また、機器をフェンスで囲うことで関係者以外が近づけないようにし、安全性に配慮した。
・屋内設置とすることにより機器の劣化を遅らせるほか、漏電リスクの低減を図った。また、外部から引き込んだ幹線ルートが極力短くなるように1階の東道路側に計画した。
□屋外型キュービクル
・3階の屋上に設け、周囲に十分なスペースを確保し、作業性を向上させることで維持管理及び機器の更新がしやすい計画とした。また、屋外設置であることから耐候性、耐久性、耐食性、防水性の高い外箱仕様を選定した。
□EPS
・EPSは共用廊下に面した位置に計画し、維持管理のしやすさに配慮した。また、各階同位置に配置することで、屈曲のない合理的な幹線ルートとなるように計画した。