uehara1964’s blog

一級建築士を目指して〜

記述【計画】

一級建築士 記述 第55回〜

■ヒートショック対策 ・個室や浴室には、太陽光集熱パネルを補助電源とした温水式の床暖房を採用し、輻射暖房とすることでドラフト感を無くすと共に、温度差によるヒートショックを防止する計画とした。 ・各住戸において、廊下や洗面所、便所の水回りに床暖…

一級建築士 記述 第54回〜

■寒冷地の計画 ・屋外埋設の給水管は、凍結深度以下とすることで、給水の凍結防止に配慮した。 ・冬期に敷地内に積もった雪は、地下ピットの一部に計画した貯雪庫に保管し、夏期の床暖房や空調の給気に利用し、冷房負荷の削減を図った。 ・基礎の根入れ深さ…

一級建築士 記述 第53回〜

■コンセプトルーム □使用目的 ・地域住民と施設利用者が健康増進を目的に、ダンススクール、カラオケ、コーラス、体操教室などを目的とした集会所を計画した。また、時には講演会の会場としても使用できるものとした。 □設え ・周囲への騒音、振動対策として…

一級建築士 記述 第52回〜

■室の設え ・高齢者の安全性に配慮し、床には滑りにくく、クッション性が高い材料を採用した。休憩用のベンチには、温かみがある木材を使用し、角の無い安全性の高いものを採用した。 ・家庭的で落ち着いた雰囲気の中で食事や団らんができるように、木質系の…

一級建築士 記述 第51回〜

■勾配屋根の形状を活かした室内計画 ・勾配屋根は南北に下る切妻形状とし、吹抜けの上部、多目的室及び談話スペースは勾配屋根に合わせた傾斜天井とすることで開放感があり、豊かな空間となるよう配慮した。

一級建築士 記述 第50回〜

■オープンスペースの計画 ・アプローチ空間とするために北側道路に面して配置すると共に、建築物と相互に機能を高め合うことができるよう、建築物に広く面する計画とした。快適な外部空間となるよう接道緑化を施すと共に、オープンスペースに面してカフェを…

一級建築士 記述 第49回〜

■テラスの給排水計画 ・植栽の散水には、地下ピットに貯めた中水を利用し、環境負荷低減に配慮した。 ・テラスの雨水排水には、排水口を2箇所設置し、オーバーフローの防止に配慮した。

一級建築士 記述 第48回〜

■建築物の塩害対策 ・塩害に対する耐久性を向上させるため、鉄筋を保護するコンクリートのかぶり厚さを大きくし、打設時の水セメント比を下げる等、中性化に対する対策を施した。 ・設備機器は、防錆対策が施されたものを採用した。また、主要な機器は屋内に…

一級建築士 記述 第47回〜

■高齢者の安全対策 ・居住者部門のサービスステーションは、建物中央付近に設け、高齢者の状況確認に行きやすいように、各室への動線が短くなる位置とした。 ・居住者部門のサービスステーションは、動線の起点となるエレベーターホールに面して 設け、人の…

一級建築士 記述 第46回〜

■省エネルギー(空調負荷軽減) □東面 ・太陽高度が低くなる東面は、極力窓を設けない計画とするとともに、外壁の断熱には高性能断熱材を採用することで空調負荷の低減を図った。 □西面 ・太陽高度が低くなる西面は、極力窓を設けない計画とするとともに、開…

一級建築士 記述 第45回〜

■靴の履き替え計画 ・管理、共用部門は下足ゾーンとして1階西側にまとめて計画し、利用者部門は1〜3階に上足ゾーンとしてまとめて計画することで、明快なゾーニングとした。利用者部門の入り口にはロビーを計画し、下足箱及び履き替えラインを設置することで…

一級建築士 記述 第44回〜

■景観保全 ・敷地周辺の風景と調和し、自然に溶け込む勾配屋根で計画した。 ・周辺の樹林と一体化するように、敷地内を積極的に緑化した。 ・自然環境との調和を考慮し、土壁やタイル等の自然素材を用いた仕上げとした。

一級建築士 記述 第43回〜

■吹抜けの計画 □外壁面 ・吹抜けは南側の外壁面に設け、2層分の開口部を計画することで、明るく解放的な空間とした。 ・トップライトは開閉式とすることで、中間期において重力換気による自然通風を確保する計画とした。 ・2階ホールに面することで、1階2階…

一級建築士 記述 第42回〜

■エントランスホールの計画 ・エントランスホールは建物中央に配置することで各施設へのアクセスのしやすさに配慮した。 ・吹抜け及びラウンジをエントランスホールの中央に設けることで、開放的なコミュニケーションの場となるようにすると共に、吹抜けを介…

一級建築士 記述 第41回〜

■諸室のその位置とした理由及び動線計画 ・地域交流室は、エントランスホールに隣接して配置し、施設利用者が利用しやすい計画とするとともに、外部から直接アプローチできる出入口を設け、地域住民も気軽に利用しやすいよう配慮した。北側道路に面して間口…

一級建築士 記述 第40回〜

■セキュリティ対策 ・セキュリティについては、事務室やサービスステーションを主出入口及び利用者用エレベーターに近接して配置することで、各室の入退館が管理できるように計画した。また、部門の中央にスタッフコーナーを配置することで、利用者及び室内…

一級建築士 記述 第39回〜

■避難計画 ・2階及び3階は、2つの直通階段をバランス良く配置し、重複区間が極力短くなるように配慮した。避難階となっている1階は、直通階段から道路までの避難経路が短くなるように配慮した。 ・短時間に火災時の煙により廊下等が汚染されないようにするた…

一級建築士 記述 第38回〜

■周辺環境を踏まえた各室の計画 ・全ての個室は解放性の高い北側の公園または日照条件の良い南側の道路に面して配置することで、明るく快適な室内環境とすると共に、プライバシーにも配慮した。 ・デイサービス関連諸室の機能訓練室及び食堂は解放性の高い北…

一級建築士 記述 第37回〜

■駐車場及び車寄せのその位置とした理由及び動線計画 ・車寄せ及び車椅子使用者用駐車場は、北側道路にまとめて計画するとともに、道路から主出入口までの利用者のアプローチを極力短くし、歩行者専用の通路を設けることで車両動線が歩行者の動線と交差しな…

一級建築士 記述 第36回〜

■内部動線計画 ・高齢者が利用する廊下は、見通しの良い直線上とすることでわかりやすい動線計画とした。 ・廊下の幅員は、車椅子やストレッチャーの移動にも支障がないように、有効幅員1.8mを確保した。

一級建築士 記述 第35回〜

■外部動線計画 ・車寄せは、幅員の広い北側道路に面すると共に、主出入口の正面に計画することで利用のしやすさに配慮した。 ・歩行者専用の敷地内通路を歩道から主出入口まで確保することで、歩行者の動線と車両動線が交差しない計画とした。 ・車椅子使用…

一級建築士 記述 第34回〜

■建物の配置及びアプローチ計画 ・敷地北側に車寄せ及び利用者用の駐車場を計画し、建築物を南側に寄せることで、主要道路側に圧迫感を与えない配置計画とし、車寄せ及び車椅子使用者用駐車場から主出入口までの経路は極力短くし、歩行者専用通用を設けるこ…

一級建築士 記述 第33回〜

■視覚障害者に対して配慮したこと ・敷地内通路においては、出入口及びフロントに至る経路に線状ブロックを設置し、傾斜路の上部や出入口前には点状ブロックを設置した。 ・壁は視覚障害者が杖で把握できないような突出物を設けないようにし、床の仕上げは濡…

一級建築士 記述 第32回〜

■バリアフリー □出入口 ・主出入口は、幅120cm以上、個室の出入口は90cm以上、便所の出入口は80cm以上とすることで、車椅子利用者が建物や各室へ円滑に出入りできるよう配慮した。 □廊下 ・廊下は有効幅180cm以上を確保することで、車椅子がすれ違う際にも円…

一級建築士 記述 第31回〜

■延焼のおそれがある部分 ・東側、西側に隣接する既設建物との外壁間中心線から、1階は3m、2〜3階は5mの位置を延焼のおそれのある部分として設定し、該当する開口部は網入り磨き板ガラス等を施した防火設備を設け、開口部からの延焼防止に配慮した。 ・換気…

一級建築士 記述 第30回〜

■排煙設備 ・事務室の各スペースにおける外部に面した開口部は、天井より下方に80cm以内の部分を排煙上有効な開口部とし、各スペースの床面積の1/50以上の有効開口面積を確保することで、自然排煙による排煙計画とした。また、2階ホールは効率の良い排煙がで…

一級建築士 記述 第29回〜

■防火区画 □面積区画(1500m2超に適用) ・床、壁等の主要構造部を耐火構造とするとともに、1区画あたりの床面積を1500m2以内とするため、階毎に水平区画する計画とした。 □竪穴区画(3階以上の建物に適用) ・竪穴となる部分の壁は、耐火構造とするとともに…

一級建築士 記述 第28回〜

■照明計画 ・高齢者の利用を踏まえ、ダウンライトや間接照明を採用し、視力の低下を補うため、照度は高めに設定をすると共に、不快なグレアを感じないように高い均斉度を確保できる全般照明とした。温かみのある空間を演出するために、色温度が低めの照明器…

一級建築士 記述 第27回〜

■コロナウィルスへの対応 ・自然換気のみで換気の充足度を客観的に評価することは難しいため、CO2モニターによる室内空気環境の見える化を行い、建築物衛生法の1000ppm以下となるよう、換気量の調整を行う。 換気回数 毎時2回以上 必要換気量 毎時30m3 ・主…

一級建築士 記述 第26回〜

■インフルエンザやノロウィルスへの対策 ・外調機によりインフルエンザに必要な加湿を行うとともに、室内を正圧とし、ウィルスのの侵入を防ぐ計画とした。水栓等には人感センサー付きの非接触型機器を採用し、ノロウィルス対策とした。抗菌・抗ウィルスの内…