uehara1964’s blog

一級建築士を目指して〜

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一級建築士 記述 第45回〜

■靴の履き替え計画 ・管理、共用部門は下足ゾーンとして1階西側にまとめて計画し、利用者部門は1〜3階に上足ゾーンとしてまとめて計画することで、明快なゾーニングとした。利用者部門の入り口にはロビーを計画し、下足箱及び履き替えラインを設置することで…

一級建築士 記述 第44回〜

■景観保全 ・敷地周辺の風景と調和し、自然に溶け込む勾配屋根で計画した。 ・周辺の樹林と一体化するように、敷地内を積極的に緑化した。 ・自然環境との調和を考慮し、土壁やタイル等の自然素材を用いた仕上げとした。

一級建築士 記述 第43回〜

■吹抜けの計画 □外壁面 ・吹抜けは南側の外壁面に設け、2層分の開口部を計画することで、明るく解放的な空間とした。 ・トップライトは開閉式とすることで、中間期において重力換気による自然通風を確保する計画とした。 ・2階ホールに面することで、1階2階…

一級建築士 記述 第42回〜

■エントランスホールの計画 ・エントランスホールは建物中央に配置することで各施設へのアクセスのしやすさに配慮した。 ・吹抜け及びラウンジをエントランスホールの中央に設けることで、開放的なコミュニケーションの場となるようにすると共に、吹抜けを介…

一級建築士 記述 第41回〜

■諸室のその位置とした理由及び動線計画 ・地域交流室は、エントランスホールに隣接して配置し、施設利用者が利用しやすい計画とするとともに、外部から直接アプローチできる出入口を設け、地域住民も気軽に利用しやすいよう配慮した。北側道路に面して間口…

一級建築士 記述 第40回〜

■セキュリティ対策 ・セキュリティについては、事務室やサービスステーションを主出入口及び利用者用エレベーターに近接して配置することで、各室の入退館が管理できるように計画した。また、部門の中央にスタッフコーナーを配置することで、利用者及び室内…

一級建築士 記述 第39回〜

■避難計画 ・2階及び3階は、2つの直通階段をバランス良く配置し、重複区間が極力短くなるように配慮した。避難階となっている1階は、直通階段から道路までの避難経路が短くなるように配慮した。 ・短時間に火災時の煙により廊下等が汚染されないようにするた…

一級建築士 記述 第38回〜

■周辺環境を踏まえた各室の計画 ・全ての個室は解放性の高い北側の公園または日照条件の良い南側の道路に面して配置することで、明るく快適な室内環境とすると共に、プライバシーにも配慮した。 ・デイサービス関連諸室の機能訓練室及び食堂は解放性の高い北…

一級建築士 記述 第37回〜

■駐車場及び車寄せのその位置とした理由及び動線計画 ・車寄せ及び車椅子使用者用駐車場は、北側道路にまとめて計画するとともに、道路から主出入口までの利用者のアプローチを極力短くし、歩行者専用の通路を設けることで車両動線が歩行者の動線と交差しな…

一級建築士 記述 第36回〜

■内部動線計画 ・高齢者が利用する廊下は、見通しの良い直線上とすることでわかりやすい動線計画とした。 ・廊下の幅員は、車椅子やストレッチャーの移動にも支障がないように、有効幅員1.8mを確保した。

一級建築士 記述 第35回〜

■外部動線計画 ・車寄せは、幅員の広い北側道路に面すると共に、主出入口の正面に計画することで利用のしやすさに配慮した。 ・歩行者専用の敷地内通路を歩道から主出入口まで確保することで、歩行者の動線と車両動線が交差しない計画とした。 ・車椅子使用…

一級建築士 記述 第34回〜

■建物の配置及びアプローチ計画 ・敷地北側に車寄せ及び利用者用の駐車場を計画し、建築物を南側に寄せることで、主要道路側に圧迫感を与えない配置計画とし、車寄せ及び車椅子使用者用駐車場から主出入口までの経路は極力短くし、歩行者専用通用を設けるこ…

一級建築士 記述 第33回〜

■視覚障害者に対して配慮したこと ・敷地内通路においては、出入口及びフロントに至る経路に線状ブロックを設置し、傾斜路の上部や出入口前には点状ブロックを設置した。 ・壁は視覚障害者が杖で把握できないような突出物を設けないようにし、床の仕上げは濡…

一級建築士 記述 第32回〜

■バリアフリー □出入口 ・主出入口は、幅120cm以上、個室の出入口は90cm以上、便所の出入口は80cm以上とすることで、車椅子利用者が建物や各室へ円滑に出入りできるよう配慮した。 □廊下 ・廊下は有効幅180cm以上を確保することで、車椅子がすれ違う際にも円…

一級建築士 記述 第31回〜

■延焼のおそれがある部分 ・東側、西側に隣接する既設建物との外壁間中心線から、1階は3m、2〜3階は5mの位置を延焼のおそれのある部分として設定し、該当する開口部は網入り磨き板ガラス等を施した防火設備を設け、開口部からの延焼防止に配慮した。 ・換気…

一級建築士 記述 第30回〜

■排煙設備 ・事務室の各スペースにおける外部に面した開口部は、天井より下方に80cm以内の部分を排煙上有効な開口部とし、各スペースの床面積の1/50以上の有効開口面積を確保することで、自然排煙による排煙計画とした。また、2階ホールは効率の良い排煙がで…

一級建築士 記述 第29回〜

■防火区画 □面積区画(1500m2超に適用) ・床、壁等の主要構造部を耐火構造とするとともに、1区画あたりの床面積を1500m2以内とするため、階毎に水平区画する計画とした。 □竪穴区画(3階以上の建物に適用) ・竪穴となる部分の壁は、耐火構造とするとともに…

一級建築士 記述 第28回〜

■照明計画 ・高齢者の利用を踏まえ、ダウンライトや間接照明を採用し、視力の低下を補うため、照度は高めに設定をすると共に、不快なグレアを感じないように高い均斉度を確保できる全般照明とした。温かみのある空間を演出するために、色温度が低めの照明器…

一級建築士 記述 第27回〜

■コロナウィルスへの対応 ・自然換気のみで換気の充足度を客観的に評価することは難しいため、CO2モニターによる室内空気環境の見える化を行い、建築物衛生法の1000ppm以下となるよう、換気量の調整を行う。 換気回数 毎時2回以上 必要換気量 毎時30m3 ・主…

一級建築士 記述 第26回〜

■インフルエンザやノロウィルスへの対策 ・外調機によりインフルエンザに必要な加湿を行うとともに、室内を正圧とし、ウィルスのの侵入を防ぐ計画とした。水栓等には人感センサー付きの非接触型機器を採用し、ノロウィルス対策とした。抗菌・抗ウィルスの内…

一級建築士 記述 第25回〜

■24時間換気計画 ・24時間換気に対応する換気扇は、湿気が他室へ流出しないように浴室に計画した。給気口は24時間対応の換気扇から極力離れた各居室の外気に面する部分に設けることで、効率的な換気ルートが確保できるように配慮した。通風経路に設ける建具…

一級建築士 記述 第24回〜

■スプリンクラー設備 ・スプリンクラーヘッドは、有効散水半径を考慮し、天井に2〜3mの範囲で設置した。 ・アラーム弁室は、アラーム弁のバルブや圧力計を点検しやすいように各階の共用部に面した位置に計画した。 ・消化ポンプ室は、維持管理しやすい管理ゾ…

一級建築士 記述 第23回〜

■給湯設備 □ガスボイラー給湯方式 ・給湯方式は全館の給湯を一元管理でき、安定した水圧及び給湯温度を確保しやすいボイラー方式とした。ボイラー及びろ過機は、浴室に近接する位置に設け、配管ルートを短縮することで熱損失の低減を図った。 □空冷ヒートポ…

一級建築士 記述 第22回〜

■電気設備の浸水対策 ・浸水による停電が発生した場合に、浸水エリアの電気回路を切り離し、機能継続に必要な電気設備への電力供給を迅速に確保するために、あらかじめ非常用電源の供給ルートや回路構成を別系統とした。 ・高圧受変電設備、非常用発電設備な…

一級建築士 記述 第21回〜

■電気設備 □屋内型キュービクル ・電気室は管理ゾーン内に計画し、道路側の外壁に面した位置に外扉を設けることで、維持管理及び機器の更新がしいやすい計画とした。また、機器をフェンスで囲うことで関係者以外が近づけないようにし、安全性に配慮した。 ・…

一級建築士 記述 第20回〜

■排水計画 ・建物内の排水は、汚水と雑排水を別系統とする分流方式とし、衛生的で管理しやすい計画とした。1階部分と2階以上の階で排水系統を分けて計画し、1階での逆流防止を図った。 ・各居住室のPSは水廻りに隣接して設け、横引き配管を短くするとともに…

一級建築士 記述 第19回〜

■給水設備 □水道直結増圧方式 ・給水方式は水質汚染の可能性が極めて低く、増圧ポンプにより給水するため、安定した水圧が確保できる水道直結増圧方式を採用した。増圧ポンプは階段下に設置することでスペースの有効利用を図った。 □ポンプ直送方式(受水槽…

一級建築士 記述 第18回〜

■大空間の空調計画 □個別分散 床置き型(ダクト接続) ・交流ホールは天井が高く、開口部が多いため、室内での温度勾配が大きく、冬季において開口部廻りはコールドドラフトが発生しやすい。そのため、吹出し口は開口部付近のペリメーターゾーンの天井面に多…

一級建築士 記述 第17回〜

■吹抜けの空調計画 □中央熱源 ファンコイルユニット方式 天井隠蔽型 □個別分散 天井隠蔽型 ・外気の流入が多く、安定した空調が行いにくいため、吹出し口の位置が自由に設定できる天井隠蔽型を採用した。2階床梁下に到達距離の長いノズル型の吹出し口を設け…

一級建築士 記述 第16回〜

■一般の空調計画(天井高4m以下) □中央熱源 ファンコイルユニット方式 天井カセット型 □個別分散 天井カセット型 ・室毎に利用時間や温度設定の違いがあるため、個別制御がしやすい天井カセット型を採用し、ドラフト感や室内の温度ムラを解消するため、全方…