一級建築士 記述 第18回〜
■大空間の空調計画
□個別分散 床置き型(ダクト接続)
・交流ホールは天井が高く、開口部が多いため、室内での温度勾配が大きく、冬季において開口部廻りはコールドドラフトが発生しやすい。そのため、吹出し口は開口部付近のペリメーターゾーンの天井面に多く設け、吸込み口はインテリアゾーンの床面付近に還気用ガラリを設けることでショートサーキットを防止し、居住域が快適な温熱環境となるように配慮した。
・DSは空調機械室の直上に立ち上げ、合理的なダクトルートとすることで圧力損失の低減を図る計画とした。