uehara1964’s blog

一級建築士を目指して〜

記述【設備】

一級建築士 記述 第24回〜

■スプリンクラー設備 ・スプリンクラーヘッドは、有効散水半径を考慮し、天井に2〜3mの範囲で設置した。 ・アラーム弁室は、アラーム弁のバルブや圧力計を点検しやすいように各階の共用部に面した位置に計画した。 ・消化ポンプ室は、維持管理しやすい管理ゾ…

一級建築士 記述 第23回〜

■給湯設備 □ガスボイラー給湯方式 ・給湯方式は全館の給湯を一元管理でき、安定した水圧及び給湯温度を確保しやすいボイラー方式とした。ボイラー及びろ過機は、浴室に近接する位置に設け、配管ルートを短縮することで熱損失の低減を図った。 □空冷ヒートポ…

一級建築士 記述 第22回〜

■電気設備の浸水対策 ・浸水による停電が発生した場合に、浸水エリアの電気回路を切り離し、機能継続に必要な電気設備への電力供給を迅速に確保するために、あらかじめ非常用電源の供給ルートや回路構成を別系統とした。 ・高圧受変電設備、非常用発電設備な…

一級建築士 記述 第21回〜

■電気設備 □屋内型キュービクル ・電気室は管理ゾーン内に計画し、道路側の外壁に面した位置に外扉を設けることで、維持管理及び機器の更新がしいやすい計画とした。また、機器をフェンスで囲うことで関係者以外が近づけないようにし、安全性に配慮した。 ・…

一級建築士 記述 第20回〜

■排水計画 ・建物内の排水は、汚水と雑排水を別系統とする分流方式とし、衛生的で管理しやすい計画とした。1階部分と2階以上の階で排水系統を分けて計画し、1階での逆流防止を図った。 ・各居住室のPSは水廻りに隣接して設け、横引き配管を短くするとともに…

一級建築士 記述 第19回〜

■給水設備 □水道直結増圧方式 ・給水方式は水質汚染の可能性が極めて低く、増圧ポンプにより給水するため、安定した水圧が確保できる水道直結増圧方式を採用した。増圧ポンプは階段下に設置することでスペースの有効利用を図った。 □ポンプ直送方式(受水槽…

一級建築士 記述 第18回〜

■大空間の空調計画 □個別分散 床置き型(ダクト接続) ・交流ホールは天井が高く、開口部が多いため、室内での温度勾配が大きく、冬季において開口部廻りはコールドドラフトが発生しやすい。そのため、吹出し口は開口部付近のペリメーターゾーンの天井面に多…

一級建築士 記述 第17回〜

■吹抜けの空調計画 □中央熱源 ファンコイルユニット方式 天井隠蔽型 □個別分散 天井隠蔽型 ・外気の流入が多く、安定した空調が行いにくいため、吹出し口の位置が自由に設定できる天井隠蔽型を採用した。2階床梁下に到達距離の長いノズル型の吹出し口を設け…

一級建築士 記述 第16回〜

■一般の空調計画(天井高4m以下) □中央熱源 ファンコイルユニット方式 天井カセット型 □個別分散 天井カセット型 ・室毎に利用時間や温度設定の違いがあるため、個別制御がしやすい天井カセット型を採用し、ドラフト感や室内の温度ムラを解消するため、全方…

一級建築士 記述 第15回〜

■設備機器の搬出入及び更新 □受変電設備、非常用発電設備 ・屋上にまとめて設置し、周囲に十分なスペースを確保するとともに、管理部門の階段を塔屋まで立ち上げることで維持管理が容易な計画とした。更新時に南側道路からクレーンにより吊り込みやすい配置…

一級建築士 記述 第14回〜

■設備機器の防災計画(機能維持) □振動しない機器(キュービクル、受水槽、ボイラー等) ・振動しない設備機器は、架台部分を躯体と一体化した基礎に堅固に固定し、地震時の機器の転倒防止を図った。 □振動する機器(屋外機、ポンプ等) ・振動する設備機器…