uehara1964’s blog

一級建築士を目指して〜

一級建築士 記述 第46回〜

省エネルギー(空調負荷軽減)

□東面

・太陽高度が低くなる東面は、極力窓を設けない計画とするとともに、外壁の断熱には高性能断熱材を採用することで空調負荷の低減を図った。

□西面

・太陽高度が低くなる西面は、極力窓を設けない計画とするとともに、開口部には可動式鉛直ルーバーを設置し、日射を遮蔽することで空調負荷の低減を図った。

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□南面

・太陽高度が高くなる南面は、開口部にバルコニー水平ルーバーを設けることで、夏期における熱負荷の抑制を図った。外壁及び屋根には断熱材を施すとともに、開口部には高気密、高断熱サッシを採用することで外皮性能を高め、外気負荷を低減し、空調負荷の低減を図った。

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□北面

・太陽高度が高くなる北面は、開口部には高気密、高断熱サッシを採用することで外皮性能を高め、外気負荷を低減し、空調負荷の低減を図った。

□屋上

屋上緑化を採用することで日射を遮蔽し、空調負荷の低減を図った。

□トップライト

・エントランスホールに設けたトップライトは自動開閉式とし、重力換気を促すことで中間期の空調負荷の低減を図った。

□開口

・建物の南面及び北面に極力開口部を設け、新鮮空気が南北に通り抜けるように配慮した。窓が1箇所となる室は、ドア上部に欄間を計画し、空気の流れを確保した。

□テラス

・建物中央に2階テラス及び3階テラスを中庭として計画することで、2階及び3階に十分な自然採光を取り入れ、居住者が明るく豊かな室内環境で暮らせるよう配慮した。室内の間仕切り壁や開口部の欄間により、通風経路を確保し、中庭を風道とすることで、合理的に自然換気ができるように配慮した。

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□換気設備

・換気設備には全熱交換器を採用することで熱負荷の高い夏期や冬期においても熱損失が小さくなるように配慮した。インテリアゾーンで給気し、ペリメーターゾーンで還気する計画とし、空気の流れが淀みのないように配慮した。

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