一級建築士 記述 第1回〜
■構造種別、架構形式、スパン割り、寸法
・構造種別は、建築物の規模・用途を勘案し、耐震性、耐火性、遮音性、気密性に優れた鉄筋コンクリート造を採用した。
・架構形式は、平面計画の自由度が高く、靭性能力に優れたラーメン架構を採用した。
・スパン割りは、X方向7m、Y方向8mの均等スパンとすることで、柱1本あたりの負担面積が過大にならないようにし、架構の安定性に配慮した。
・寸法は、柱は鉛直荷重及び地震時の水平荷重に対して構造耐力上安全となるよう考慮し、基準階部分800mm×800mm、2階建となる部分は700mm×700mmとした。
大梁はスパンの1/12以上を目安とし、余裕のある断面寸法とする事で、安定性の高いラーメン架構となるように計画した。
小梁は一次小梁を300mm×600mm、ニ次小梁を300mm×500mmとし、それぞれスパン寸法の1/12以上の梁せいを確保した。
・スラブはたわみや振動を抑制し、遮音できるように厚さを200mmとした。
□柱 800×800 (基準階、Pc梁を支持する場合) 700×700 (2階建)
□大梁 500×800
□小梁 300×500
□片持ち 500×800
□Pc梁 500×1200
□床 200
□壁 200
□耐圧盤 500